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新すばらしきこのせかい 感想 ※ネタバレ注意!!

とりあえずシークレットレポートコンプで見られる追加シーンと裏ボス倒してAnother Dayの追加シーンまで回収したので、このネツが消えないうちに感想を残しておきたい。

……と思っていたのに書きたいことが多すぎてまとまらなくてクリアしてからこんなに時間が経ってしまった。なんてこった。(新すばせかプレイするために有給取ってたので爆速で駆け抜けてクリアしたのは発売から二日後)

※以下ネタバレ全開です!!


とにかく最高の続編だった。それに尽きる。
14年も間が空いたとは思えないくらい、完璧な続編だった。

◆リンドウ

前作主人公のネクがこれでもかというほど尖りすぎていたのでリンドウは一体どんな爆弾を抱えてるのかと思ったら、ゲームが始まってもどこまでもフツーの男子高校生って感じで最初拍子抜けしたのをよく覚えてる。なんか(いい意味で)生々しい今どきのSNS世代の高校生って感じ。前作のネクとシキのように、本気で言葉をぶつけ合う喧嘩はしないとことかものすごく生々しい。ミナミモトが抜けた直後の竹下通りでの謎解きミッション時のフレットとの嫌な空気、あまりにも……。

リンドウの性格の特徴として、序盤のラーメンかカレーかの昼食決めに始まりネク(ビイト)探しでまずどこを探すか、カノンさんからの協力の申し出を受けるかどうか、事あるごとに何も自分で決められない優柔不断さがすごい。シークレットレポートでもそのことについては触れられていて、優柔不断の理由は「決断することによって発生する責任から逃れるため」。

これ読んだとき あ~~~ってなった。だからハヅキはあの時リンドウに「もう一度時間を戻すなら、絶対に渋谷を守り切るという責任を果たさなければいけない」っていう話をしたのかと。

まあね、人間誰しも決断するのに勇気が必要な場面ってそれなりにあると思う。進路だったり就職だったり、それに伴う責任が大きければ大きいほど。
これもシークレットレポートで触れられていることだけど、今回のゲームでは前作にあった「一番大切なものをエントリー料として徴収し己を見つめ直させる」という段階が踏まれていないので、リンドウの成長は「リスタート」によって促されることになる。自分だけが知る最悪な未来の運命を変えるために、リンドウは自分で考え、行動を決断していく。

いや~これシナリオがめちゃくちゃよくできてますよね。未来はリンドウしか知らないので、何が何でもリンドウが自分で決断しなきゃならない。ものすごい荒療治だけど(笑)

最終的に、自分の選択(リスタートによって未来を変えてきた)によって生まれたラスボス鳳凰を前にして「俺の責任です(だから倒す)」を言えるようになったリンドウ~~!!!かっこいいぞ。

そんなリンドウの成長を、一番見てきて知っているのがスワロウさんでもあったショウカってことなんだろうから、そりゃショウカはリンドウの事好きになっちゃうよね。

なんていうか、二人がRGで再会できてこの先も関係を築いていくっていうのは本当に素晴らしい終わり方だと思ったんだけど、「ショウカの消滅の運命」を帳消しにして途切れかけた二人のつながりを結び直したのがあの桐生義弥だっていうのが個人的にはちょっと面白かったですね……天使らしく二人のキューピットになってやがる!!と思って(笑)

◆フレット

カノンさんとのエピソードがとてもよかった。
カノンさんは消滅してしまったけど、それでも「自分もそうなりたい」と思える相手に出会えたこと、その相手と心からの本音を伝え合えたことは軽いノリで本心を隠してきたフレットにとってはものすごい財産になったんじゃないかと。

彼女が消滅した直後の「また救えなかった」発言から、そのあとのシーンで言及されるフレットの友人は恐らく自分で命を絶ってしまったのかなと思ったんだけどどうなんだろう……。

リンドウのところで普通の男子高校生感がすごいって話をしたけど大体リンドウとフレットの会話のせい(笑)
いっちばん最初の「まるしまえ」「まるしまえってなに」「104!」とかスタンプ連打とかさあ、ほんとスゴイよね!!?友達とのLINEってあんな感じだもん。その辺あまりにも(いい意味で)生々しすぎてリンドウとフレットの好きなやりとりたくさんある。あとパートボイスの「リンちゃーん」がめちゃくちゃ好き。すっごい男子高校生してる……。

あとはフレットに関してはもう、ナギとのコンビもめちゃくちゃ好き。CPとかじゃなくて、純粋にコンビとして好き。

これナギの項目でも同じこと書いてるんですけど、この二人本当にお互いに与える影響が一番大きいコンビだと思うので今後もワイワイ言いながらずっとお互いの人生にかかわっていってほしい。

300%必殺技でフレットの掛け声から始まる「Let's!」「「SHOW TIME!」」がこっちのテンションまで爆上げしてくれるのでマジで好き。いつもつい一緒に「SHOW TIME!」ってカッコつけて言っちゃう。楽しい。

◆ナギ

ナギセンめちゃくちゃ有能じゃなかったですか???「トモナミ様限界オタク」という完全イロモノ枠のキャラかと思いきや…。固有サイキックのこと除いても単純に場の空気を読む能力が高すぎる。カノンさんが消滅した直後の会話でチーム全体の士気の低下を心配できるのマジナギセン……。流石の最年長だった。

それ以外にも最推し(トモナミ様)をがっつり重ねて見ていた故に暴走直前の南師猩の瞳を見て「熱に浮かされたような色」を見分けられるの相当だよ。戦闘中もカウンター回避からの攻撃でアーマー削るのにいち早く気づいたりもして、ほんと推しを前にしたオタク最強だったな。推しに対して桁違いの洞察力を発揮するの、同じオタクとして身に覚えがありすぎる。

カノンさん消滅以降、フレットの内側が見えてきたことで彼とお互いを支え合うような関係性になっていったのがめちゃくちゃよかった。カノンさんの姿をしたノイズと戦うときにナギがフレットを鼓舞したり、ダイブするときはフレットがナギを気遣ったり。最終的に作中でナギだけがフレットのことを「桃斎殿」って下の名前で呼んだのがグッと来た……。恋愛に発展してほしいという意味じゃないんだけど、なんかこの二人にはこの先もお互いの人生に関わっていってほしいな~~って思う。正反対なだけに、その分お互いから得られるものがとても多いと思うので。

◆ショウカ

めっちゃくちゃヒロインしてた。なんなら前作のシキよりものすごくメインヒロインしてた。先駆けてOPが公開されたのを見たときすでに「あーリンドウの相手はショウカなのね」って思ってはいたけど、蓋を開けたらドストレートなメインヒロインでびっくりしちゃった。きみリンドウのことめちゃくちゃ好きじゃ~~ん恋する女の子かわいい。

本編のアヤノと戦うためにショウカに覚悟を決めさせる、のリスタートで急にリンドウによるショウカ攻略のギャルゲー始まって笑った。
ま、覚悟な!!

わたしスワロウさんがショウカなの全然わかんなかったんですよね〜……というより、てっきりあのハヅキがそうなのかと思ってたからショウカかもという発想すらなかったかもしれない。

ところでリンドウとの連携掛け合いボイス「…あ、ありがと」「別に!」のやり取りは他のメンバーはニヤニヤしながら見ているという解釈でよろしい?かわいいな君ら…。

◆ビイト

ビイト。まじビイト。ビイトがいなかったらミナミモトが抜けた時点でツイスターズ負けてたと思う。ネクにしろリンドウにしろ、すばせかは「成長の物語」で主人公が「他者を受け入れることで変わっていく強さ」が描かれていると思ってるんだけど、その中でもビイトだけは「変わらない強さ」が描かれている(と私が勝手に思っている)ところがめっちゃ好きで、新すばせかでもビイトはやっぱりビイトだったから出てきたときの安心感たるや。(余談ですけど私はKH3Dでのヨシュアの「ビイトは誰の影響も受けないんだね。変わらないよ、君は」っていう言葉が、私のビイトの好きなところ簡潔に全部言ってくれてるからマジで好き)

新すばせか発売前に情報が小出しにされていたあの時期に、ツグミから守るようにリンドウたちの前に立つ黒フードがリンドウの「ネクさん!」の呼びかけであれはネクなんだと思わせるわパケ絵にもいるわOPにも出てくるわで発売前からだいぶビイトには振り回された気がするな~すっごく楽しかった。

とはいえやっぱり服装なんかをみると赤いスニーカーだったりブレスレットだったりアクリルジオラマでわかるドクロっぽいパーカーの柄だったり、なんかビイトを思い出す要素多いな……ってなる部分はかなりあったんだよね、金髪だし青い目だし。だからネクというよりもビイト絡みなんだとは思ってた。でもまさかビイト本人なんだとは思わなかったんですよね私。だって腕の太さ全然違うじゃん!!笑

ストーリーの展開上、リンドウや死神たちにも私たちファンにも黒フードの男をネクだと勘違いさせなきゃならなかったからって理由があるのはわかるんだけど、それにしたって体格変わりすぎじゃないすかビイトさん!!手首細!!みたいな。

今思えば、OPでビイトのパーカーにノイズみたいなエフェクトかかってたのもパーカーのドクロ柄を隠すためだったんだろうなあ。ドクロの柄が見えたら流石に「あいつネクじゃなくてビイトじゃね?」ってなっちゃうもんね……。

以下、ビイトパーティイン時の悲鳴ツイートを一枚にまとめてみました。

ビイトにはなんかチャージ・ホールド系とか殴る系のバッジ装備させたくなんない?なんでだろうな……。でもビイトにサスティンアタック装備させるとスケボー乗ってくれるのでそれがめっちゃ好き。操作がちょっと難しいというか振り回されやすいのでよく迷子になってたけど(笑)

◆ミナミモト

も~~~~~~~こいつ~~~~~~~!!!!!!
前作のときから普通に好きだったのに、アニメを経て新すばせかでもう大好きになっちゃったよこの男の事………。リンドウたちを助けてパーティインするときも終盤でカリヤたちに加勢に現れるところもTransformationのおかげでとんでもない盛り上がりを提供してくれる男~~~~~!!!!もうずっとかっこいいので彼が口を開くたびどんどん好きになってしまってほんと困った。ミナミモトの声めちゃくちゃ好きだよ……。

あとミナミモト、戦闘ボイスもめちゃめちゃ良くて、斬撃系の攻撃のフィニッシュで聴ける「美しくないんだよ!!」が超好き。あと女性陣との戦闘掛け合いが全部面白いのほんとずるい。ナギの「トモナミ様……ッ!!」に「あ"あ"!!?」って返してるやつとミナミモトの高笑いにショウカがドン引きしてるやつホント好き。
それと300%必殺技の呼びかけが「合わせろ!」なのもシンプルでいい。THE・南師猩って感じがして大好き。しかもこれ、みんな「はい!」って言うのにナギだけ「ハイィイ……ッ!!」って完全に限界オタクの悲鳴なのめっちゃ面白い。

でもぶっちぎりで一番好きなのは回復バッジ持たせた時の「世話焼かすな!」です。なんだその「仕方ねえな」みたいな色を含んだ面倒見のいい兄ちゃんかのような言い方。まだ聴いてない人、早く聴いて。気が狂う。

便利屋リョウジの電話番号を探すパートで数字と図形の仲間外れを探す謎解きがあったと思うんですけど、あれで何故か躓いてテキトーに選んだら不正解でミナミモトに「正気か」って真顔対応されたのスゲー良かった。すいませんでした。

甘い物好きなのほんとかわいい。なんか食事するにあたり、ミナミモトがビイトの「肉が好きで野菜が嫌い」くらい好みが単純なのほんと愛おしいな……と思いながらやってた。甘いもんならとりあえず外さんでしょ、みたいな。

ビイトのところで「変わらない強さ」について言及したんですけど、この「誰の影響も受けない変わらない強さ」を持ってるキャラって私の中でもう一人いて、それが南師猩なんですよ。誰の影響も受けないし慮ったりしないし自分の目的だけに正直で貪欲でどこまでもゴーイングマイウェイなところなんにも変わってなくて本当に安心した。Another Dayの追加シーン(ファイナルタイムアタック、ライムのダイブバトル、裏ボス撃破で見られるやつ)で、渋谷に対する執着もコンポーザーになるという野望も持ち続けているのがわかるの本当にありがとうございましたになった。ずっとそのままの君でいて

◆ネク

14年間すばせかの主人公であり続けたネクがリンドウにバトンタッチしたことで、あくまでもネクは先輩という立場でもう物語の主人公ではないことに一抹の寂しさ感じる部分は勿論あった。終盤の黒い鳥に仲間がみんな呑み込まれて、ネクもビイトも呑まれて最後に立っているのがリンドウだったところ、わかっていたけどやっぱり寂しかった。だけど、それでもネクは前作からのファンが満足できるくらい活躍してた。とても良かった。

というか、ビイトに関してもそうだけど終盤とはいえ前作のキャラ、しかも主人公が当たり前のようにプレイアブルキャラなの珍しいよね!!?発売前はシロガネ山のレッドみたいにワンチャン裏ボスもあり得ると思ってたのにまさかプレイアブルキャラになるとは夢にも思わなかったので気が狂いましたね、ハイ。桜庭音操登場ムービー直後の会話シーンでアレンジ版ではなく原曲のTwister流れたときほんとどうにかなるかと思った。天才?

ネクがパーティインした後バッジ装備画面に行ったらネクの初期装備がショックウェイヴだったので前作からのすばせかオタクは死んでしまいました。サービス精神旺盛な開発チームのせいです。あーあ。

以下、ネク加入時の悲鳴まとめです。

わたしキャラ単体でならヨシュアが一番好きなんだけど、ネクとのコンビ、パートナーとしてっていう点ではビイトが一番好きなんですよね。すばせかアニメもビイト編めちゃくちゃよかったし、ビイトと一緒にいるときのネクが一番好きみたいなとこある。

すばせかFRの追加シナリオ(A NEW DAY)時点ですでにネクとのパートナー歴が一番長いのはビイトだったけど、まさか新すばせかでもこの二人のやり取りがみられるとは思ってなかったので圧倒的感謝……!!!!になった。「ありがとよネク!」「やけに素直だな……」の掛け合い最高です。

あとさ〜~〜〜Another Dayエンディング後に見られる一枚絵あるじゃないですか、みんなで104の階段のとこにいるやつ。あれ、ネクとビイトが目線合わせててしんだ。なにそれ???どうして????二人すっげー仲良しじゃん。本当にありがとうございます。

本編クリアデータセーブ後にタイトル画面に戻ったらパケ絵のメンバーにネクが追加されていてオタク特有の情けない悲鳴を上げながらベッドに転がるハメになった。そういうのずるいじゃん……。

桜庭音操、成長具合が最高すぎる。

◆ライム

ライムRGからUGにハッキングかけるのあまりに優秀すぎるのでは……。加えてミナミモトの話も理解できるときた。とんでもないバケモン頭脳じゃん……。前作の時点で頭がいいのはわかってたけどまさかここまでとは……。そりゃライムのダイブバトルも推奨レベル80とかになるわけだ。

成長後のビジュアルがほんと100点満点ですよねライム。一人称が「僕」だしぱっと目中性的なのは前作から変わっていないんだけど、でもああ女の子だってわかる可愛さのバランス天才。最高。

ところでライムのダイブバトルのときの「…ビイト、まだ気づかないの?」「ボクはスパイだったんだ」って前作のアナザーデイでのブラックスカル団がどうのこうのってやってた時のとおんなじ台詞だったけどなんだったんだろうあれ。

◆シキ

ここで満を持してシキの本当の姿が!!!アニメ最終回ですら伏せてたのをここで回収したのは最高のタイミングだったな~~~!前作で鼻から下だけ映った時は丸眼鏡っぽかったけど違う眼鏡になってましたね、かわいい。というかライムもすごかったけどシキもシキでまだ18なのにエリと立ち上げたブランドがすでに104にショップ入ってるの相当すごい。そんで何が最高かって、シキ、「ガトネのデザイナー」なんだよ。「デザイナー」!!いやもうこれ……前作でデザインがうまくいかないってエリに嫉妬してたシキが!は~~~すごい。

ネクとの再会が丁寧に描かれていたのもすごく良かったけど、個人的にはショウカとの邂逅も見たいです公式さん。ナギみたいに限界オタクになるショウカ、見たくない?私は見たい。

◆新宿死神

シイバとヒシマが元親友って話が出たとき「で、出た~~~~~!!!!!」ってなった。
出たよ元親友。野村さんほんと好きだな元親友。これがKHならこの二人は殺し合いをしていたところだけどこれはすばせかなのでそうはならなかったね、よかったよかった。

和解後のシイバとヒシマ、あんな軽口叩きあうような感じなの……?めっちゃいいじゃん。というか、ヒシマが基本真顔ボケっぽいのでシイバがツッコミ疲れを起こしてそうなとこすごく好き。

新宿死神、ショウカがススキチのことを「スス兄」って呼んでたりカイエがショウカのことを気にかけていたりアヤノがショウカを溺愛してたり、もうずっと家族みたいな感じだったんだろうなあ。そこだけ見ていれば微笑ましいけど、シイバが変わってしまってから崩れ始めた頃の彼らのこと想像すると途端にしんどくなるな…。
シイバの目が覚めたとはいえ、ススキチとアヤノはもう消滅して帰ってこないからさあ……。

◆渋谷死神

安定のカリヤ&ウヅキで安心した。
ていうか、今回ウヅキよりもカリヤの方がなんかこう……なんかこう.....ヒロインしてなかった??笑

ノイズに取り憑かれたカリヤの目を覚まさせるシーンとか、ウヅキがかっこいいんだよなあ。あとビイトもネクもウヅキの名前覚えてないっていうシーンかわいかったよね~~(笑)

まあ三年も経ってるし仕方ない……のか??笑
今回はウヅキもカリヤも心情的にはリンドウたちの味方っていう立ち位置がずっとぶれなかったので、前作よりも頼もしさ倍増してた。し、解決した後カリヤのおごりでラーメン食べに行く話してたのがもうね……。

ココがミナミモトを復活させたのがなんでなのかピンときてなかったんだけど、新宿にいるツグミを救うために優れた能力者であるネクをUG送りにする
→ネクの為に「スッゴイ強いパートナー」が必要
→それで目を付けたのがミナミモトだったのか~~~なるほどなあ!!

ネクのココに対する「知り合いの死神」とかいうパワーワードで笑ってしまった。知り合いの死神て。

ビイトと徹底的に馬が合わないのカワイイ。

ハヅキ

ファイナルトレーラーで突然出てきたハヅキ君。雰囲気がヨシュアに似てたから新宿のコンポーザーなんだろうなーと思ってたけどその通りでしたね。
渋谷案内するパートでいろいろ質問してくるの、なんか既視感あると思ってたらアレだ、ムジュラの月の中で子供が意味深なこと言うやつ。(キミが友達と思ってる人は、キミのことを友達だと思ってるのかな的なやつ)

クボウを消滅させたことを「廃棄」って言ったのゾッとした。しかもリンドウが「消滅」って言ったのを「廃棄だよ」って訂正したし。天使ってどういう倫理観なんだろうなマジで。基本的にコンポーザーはそのエリアの神様だし、神様の倫理観なんぞわからんっていうのが正解だと思うけど、にしても廃棄って。もうちょっと言い方ない?無いかあ、そっか…。

あとシークレットレポート(#19)に書かれてる新宿インバージョンの経緯、ハヅキのやり口がどっかのコンポーザーに似てエグくて普通に引いた。笑

コンポーザーが浄化を決定する→指揮者が反対する→こっそり自分の駒を送り込んで指揮者と死神の対立と見せかけて指揮者を消す→浄化決行

もうこれなんていうか……流石ヨシュアの後輩というか……なんというか……
メグミちゃんにしろツグミの兄にしろ、ついでに臨時指揮者やったウヅキも含めて指揮者本当にろくな目に遭わないなマジで。
「先輩のあなたを見習っているつもりなんだけれど」はヨシュアの「おまえは昔から雑だ」に対する嫌味でもなんでもなくて単純に事実としてそう返しただけだったりして……
そこのところどう思います?ヨシュアさん?

ただ、ヨシュアハヅキの違いは指揮者の浄化反対に耳を傾けたかどうか。
ヨシュアはメグミちゃんにゲームという猶予を与えたけど、ハヅキはそれをしなかった。
これはそのまま「下位次元(UGやRG)及び下位次元に存在する者に対する興味の有無」から来る対応の違いだったんだろうなあ。前作のときヨシュアは「更生した渋谷とやらに少し興味があった」って言ってたし、そもそもそれ以前に指揮者であるメグミちゃんとの間に信頼関係があったので。

ハヅキと新宿指揮者(ツグミの兄)との間に信頼関係があったかどうかに関しては作品内で特に言及されていないけど、現場(下位次元)に興味のない本部の上司と現場の最高責任者が信頼関係が築けるかと言われればまあ普通に考えて無理でしょうね。

ただ、そんな「下位次元に無理解で有名」だったハヅキが、今回のことでリンドウを通して興味を持つようになったわけで。もしシイバたちが新宿再生させることができたらハヅキはどうするんだろう、また新宿のコンポーザーするんですかね?

ヨシュアハヅキの神様コンビ、雰囲気似てるのに服装的にはヨシュアが白、ハヅキが黒で対照的なの最高なんだよな~~~~~~!!!
あと「謝罪に来るのが遅いと思うけど?ハヅキ」に対するハヅキの「ごめんなさいヨシュア」の立ち絵が満面のニッコリ顔なの超好き。このお互いに遠慮がない先輩後輩のやり取りもっと見たい。

ヨシュア

はいヨシュアの話します。私がすばせかで一番好きなのはヨシュアなのでここから本当にただのオタクの悲鳴になってる。

ビイトとネクが出てきたときはTwitterで辛うじて保っていた語彙力がヨシュア登場時は完全に死んでた いい意味で三年後ヨシュアの見た目に裏切られたというかなんというか驚きすぎてというか動揺しすぎて頭が真っ白になったからです 正直未だに受け止めきれてないとこある

彼見た目に関してはきっと自由に伸び縮み出来るんだと思うんですけど、本来の大人の姿じゃなくてネクたちに合わせて18歳の見た目で出てきたってとこまでは理解してるんだけど、そこで出てくるビジュアルがアレであの………あまりにも"男"だったからびっくりして………はい……すいません………

だってなにあの肩幅 何あの胸板!!!!!!男じゃん!!!!?!?!?!?
の、喉仏ある……………………どうして

いやほんとすばせか時点15歳の姿のときはもっと中性的な感じだったからその路線のまま来ると思ってたのに……急に"男"見せられて本当に動揺したんです……声も低くなってるしさあ!!!!!!!!!なんなの……

そう 声 あの声 ほんと 勘弁してほしい 
KH3Dとアニメで散々聴いたあの話し方は全然変わってないのに声はしっかり低くなってんの本当に気が狂った 想定していたよりも低かったのが本当にクリティカルヒットした 信じられないものを聴いた しんだ 木村良平さんマジでありがとうあの声あの話し方大正解です桐生義弥の声があなたで本当によかった

以下、ヨシュア登場時完全に脳が溶けたオタクがツイートした悲鳴まとめ(落ち着いてきた頃にツイートしたものも含む)です。

体格に関してはゲーム中に出てくる立ち絵も十分やばいけど資料集に載ってる野村さんの描きおろしっぽいイラストが一番やばい 立ち絵よりも胸板厚いし肩幅がっしりしてるし全体的にKH3のリク寄りなんですよ体格が 腕筋まであるんですがどういうつもりなんでしょうもう許してくれ

ヨシュアに関しては大人の姿か18歳(ネクたちと同じ年齢)の姿のどっちにするか悩んだって資料集に書いてあったからあわよくば大人版の姿のラフも見たいです絶対に見たいよろしくお願いします

ストーリー中の動きに関しては、体験版やった時点でリンドウが落っことしたバッジ拾った人の下半身が映ったときこれ絶対ヨシュアだっておもったのにいつまで経っても全っ然出てこないから「何してんだよアイツは!!!!!」になりながらずっとやってた。


ヨシュア、前作のときも一番最初にネクがシキと出会う直前に一瞬画面に映るハチ公前にいるし、多分それを回収したからアニメ一話でもハチ公の後ろにいるのが一瞬映ったんだと思うんだけど、バッジ拾ったのヨシュアじゃん!!??!?!?って気づいた時「こいつまた最序盤で映り込みしてる……」って思った。

確かにもうヨシュアが渋谷のコンポーザーなのは前作やったりアニメ見た人は知ってるしヨシュアが出てきてコンポーザーとしての何かしらの力を使えば何もかも全部解決できちゃう気がするし出番はそんなにないかもとは覚悟してたけどまさか本当に最後の最後まで進めないと出てこないなんて思わないじゃないですか……。

その他「バッジ拾ったのヨシュアじゃね?」問題に関して考えたことは下記ツリーにて。

叶うなら新すばせかアルティマニア出して欲しいんですよね.....どうしてもこの「バッジ拾ったヨシュア」の答え合わせがしたい.....。

で、結局ヨシュアがゲーム中何をしてたかっていうのはシークレットレポートを集めないと分からないわけで。いや何をしてたかっていうか、「何もしなかった」が正解だったわけだけども。

でもこれツイートもしたんですけど、ヨシュアが「何もしない」「ゲームには徹底的に非介入を貫く」が出来たのは、前作での出来事で「人間の可能性を信じられるようになった」からだと思うんですよ。

すばせかアニメのオーディオコメンタリーで中の人も言ってたけど、すばせかは「(渋谷UGにおける実質的な神である)ヨシュアでさえ、渋谷という街の変化のように変わっていく物語」なので、前作でのヨシュアの変化を踏まえてヨシュアが「何もしない」という選択をしたのはなんかやっぱり嬉しかった。

しかも、すばせかFRから新すばせかの物語までの三年間、上位次元の存在は「渋谷も浄化すべき」っていう意見が強くて、でもヨシュアは3年前のゲームを経て生まれ変わった渋谷を浄化したくなくてそれをのらりくらりかわしてきてたってことなんですよねきっと。
ハア~~~~~~。

それでいよいよ「渋谷の浄化」がかかった執行人とのゲームで、お互いに代理人を立ててのゲームとはいえクボウはリンドウに不協和の力与えてるしハヅキだってヨシュアが介入できるようにお膳立てしたにも関わらず、ヨシュアが「ゲームには一切手を出さない」を貫いたの、もうヨシュアがめちゃくちゃ人間の可能性を信頼してるの伝わってきてびっくりしちゃうな。

あとこのヨシュアの人間に対するスタンスというか感情についてほんと気が狂いそうになったことがあって、シクレコンプ後の追加シーンでの
「僕は彼らを見ていていつも思うよ。なぜ、わざわざ不条理を乗り越えようとするのか…とても興味深い、とね」
このセリフ、英語版のセリフを訳すと
「彼らが不条理な世界を乗り越えようとするのを見るたびに、彼らが成功することを願わずにはいられない」
になるんですけどほんとこれあのヨシュア……ねえ……ほんとにさあ……
(英語全然できないのであくまで音声を聞き取るアプリで文字起こしした文を翻訳サイトで翻訳してもらった訳なので、もしかしたら細かいニュアンスは違うかもしれない)

しかも「いざとなったら僕が出ていくつもりだったけど、最終的にその必要はなかったね」ってことは、仮にリンドウたちが失敗して本当にどうしようもなくなったらヨシュアが何とかするつもりだったってことだよね。やっぱりヨシュアは渋谷を浄化させたくないんだな……前作では浄化したがってたヨシュアがさあ……感慨深いな……。

ヨシュアハヅキのコンポーザーコンビに関しては、もうツイートで好きなところ言っちゃってたので割愛。


新すばせか、ものすご〜く簡単にまとめるとまたしてもヨシュア代理人ガチャSSRを引き当ててゲームに勝ったよ~って話でおk????笑

◆まとめ

とにかくプレイしている最中もクリア後噛み締めてる今も本当に本当に楽しい(現在進行形)し、最高の続編だったの一言。

欲を言えばネク操作でココと一緒に崩壊後の新宿を探索できるDLCが欲しいし、何よりDLC追加裏ボスで本気ヨシュアと戦いたい。まじで。でも勝ったら次のコンポーザーになっちゃうってのがネックだよな~~~本気ヨシュアと殴り合いたいけど渋谷のコンポーザーはヨシュアじゃなきゃやだ……(めんどくさいオタク)

でもどうしてもヨシュアと戦いたい。羽を舞わせて喰らったら一撃死レベルのエグい威力の回避困難な全範囲攻撃とかして欲しいしそれに見惚れてる間に負けたい。何回も何回も負けて死んで覚えて最終的になんとか一勝もぎ取りたい!!!!!

もういっそキングダムハーツの裏ボスでもいいからヨシュアと戦わせてほしい。別世界の住人(ソラとかリク)ならヨシュアに勝っても問題ないでしょ!!KHではセフィロスがちょいちょい裏ボス努めてたんだからいける!!!何卒よろしくお願いいたします……後生ですから…後生ですから……